ロシア軍前進も「状況安定化」

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共同通信
ロシア南部トゥアプセの製油所から上がる炎。17日に公開された映像から(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は17日、ロシア軍が攻勢に出るウクライナ東部ハリコフ州北部の状況について、最大で敵に10キロ前進された地点があると認めつつも「安定化させた」と述べた。ウクライナ軍は同州での態勢を強化し、ロシア軍の侵攻への反撃を続けている。

 NATOのカボリ欧州連合軍最高司令官は16日、ロシア軍がハリコフ州で「戦略的な突破口を開くのに十分な兵力を展開していない」と指摘。ウクライナ軍が「戦線を維持できると確信している」と強調した。

 一方、ロシア国防省は17日、前日夜以降、ウクライナ軍の無人機100機以上と無人艇6隻を撃退したと発表した。