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共同通信
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【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比134.21ドル高の4万0003.59ドルと初めて4万ドルの大台に乗せて取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ開始への期待から、買い注文が優勢となった。前日に取引時間中として初めて一時4万ドルを超えたが、終値では割り込んでいた。
米国のインフレ鈍化を示す経済指標が相次いだことから、市場ではFRBが9月にも利下げに踏み切るとの観測が高まっている。物価高を抑えながら景気後退を避けられる経済のソフトランディング(軟着陸)への期待が広がり、投資家がリスク回避姿勢を和らげている。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、12.35ポイント安の1万6685.97。
個別銘柄では、建設機械のキャタピラーや金融のJPモルガン・チェースの上昇が目立った。医薬品のアムジェンは売られた。