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共同通信
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岡山県に滞在中の天皇、皇后両陛下は26日午前、岡山市の県総合グラウンド体育館を訪れ、第74回全国植樹祭の式典に出席された。天皇陛下はあいさつで、森林から生産される木材は暮らしに欠かせないとし「森林を健全な姿で未来の世代に引き継いでいくことは、私たちに課せられた大切な使命である」と述べた。
式典の冒頭、出席者は能登半島地震の犠牲者に黙とうをささげた。陛下はアカマツ、皇后さまはクロガネモチなどの苗木を植樹した。
両陛下は午後、2018年7月の西日本豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市へ移る。浸水被害に遭った真備町地区の復興状況を視察し、被災した人と懇談する。