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共同通信
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広島市などは27日、原爆資料館を訪れた小中高校を対象にした修学旅行に関する調査結果を発表した。「被爆者の平和への願いに共感できた」が97%、「原爆被害を理解できた」が94%などとなり、学習効果は高い水準で達成できていると結論付けた。
調査は2022年11月~23年10月に資料館で被爆体験証言などを聴講した広島県外の計1121校にインターネットで質問し、計456校が回答した。実態調査のため今回が初実施。
99%の学校が広島での修学旅行による平和学習を続けたいと回答した。
広島平和文化センターの谷史郎副理事長は「広島を訪問するのは西日本の学校が中心。全国に広げたい」と話した。