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共同通信
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2018年、「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の野崎幸助さん=当時(77)=を殺害したとして殺人罪に問われた元妻須藤早貴被告(28)が、別の男性から現金をだまし取ったとする詐欺罪の公判が27日、和歌山地裁で開かれ、被告人質問が行われた。被告は、被害者の男性から毎月計約50万円の現金を受け取っていたことを明らかにした。
殺人罪とは分離して審理されている。被告は初公判で「金を受け取ったのは事実だが、私の体をもてあそぶために金を払った」と述べた。弁護側は詐欺罪の成立を争うとしている。
起訴状によると、被告は札幌市の男性=当時(61)=から現金計約2980万円をだまし取ったとしている。