静岡を「幸福度日本一の県に」

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共同通信
静岡県庁に初登庁し、花束を受け取る鈴木康友新知事(左)=29日午前

 静岡県知事選で初当選した鈴木康友新知事が29日、県庁に初登庁した。鈴木氏は庁舎玄関で花束を受け取り、職員から拍手で出迎えられた。執務室で知事の椅子に初めて腰をかけると「すがすがしい気持ちとともに重責を感じる」と表情を引き締め、「これまでの経験を全て注ぎ込み、幸福度日本一の静岡県を作りたい」と話した。

 川勝平太氏の辞職に伴う15年ぶりのトップ交代。26日投開票の知事選は6新人が争い、立憲民主、国民民主両党推薦の鈴木氏が、自民党推薦の元副知事大村慎一氏との与野党対決を制した。

 鈴木氏は浜松市出身。旧民主党衆院議員を経て、2007年の浜松市長選で初当選し、4期16年務めた。