スーパーで商品9万点を横領疑い

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共同通信
千葉県警本部

 勤務していた千葉県内のスーパーから、そうめんや食用油のギフトセットなどの販売用商品を計約9万1千点着服したとして、市原署は29日、業務上横領の疑いで、同県長生村宮成、元従業員岡本和広容疑者(56)を逮捕した。

 署によると、容疑者は千葉県内に複数店舗を展開する「スーパーガッツ」で仕入れを担当。食品ギフトセットの他にもカップラーメンや麺つゆなどを売りさばき、収益を得ていたとみられる。署が経緯や動機を詳しく調べる。

 逮捕容疑は2018年7月から21年4月ごろの間、仕入れ価格で計約2300万円分の商品を横領した疑い。

 スーパーの運営会社が告訴状を提出し、署が22年9月に受理した。