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共同通信
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栃木県鹿沼市が同性カップルの住民票の続柄欄に、異性間の事実婚世帯と同様に「夫(未届)」「妻(未届)」と記載する方針を決めたことが30日、分かった。7月1日から交付する。鳥取県倉吉市が既に同様の対応をしている他、長崎県大村市が男性カップル世帯の住民票で実際に記載した。各地で広がる可能性がある。
佐藤信市長が29日、「大村市を孤立させず後に続き、多様性社会実現の一助になりたい。地方から国を動かしていければ」と表明した。他自治体からも市に問い合わせが来ているという。
これまで「世帯主」と「同居人」と記載していたのを、希望すれば「世帯主」と「夫/妻(未届)」と表記できるようにする。