陪審の評議初日、結論出ず

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共同通信
トランプ前米大統領(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】トランプ前米大統領が不倫口止め料を不正に会計処理したとされる事件の公判で、ニューヨーク州地裁の陪審は29日、有罪か無罪かを話し合う評議に入った。初日は結論を出せずに終わり、30日に継続する。評議に先立ち、判事は陪審員に対して注意点を説明し「非常に重要な決定を下すことが求められている」と伝えた。

 評決が出るまでに、どれだけの時間を要するのかは不明。判事はトランプ氏を含めた弁護側と検察に対し、陪審員から問い合わせがある場合に備え、評議中は裁判所内にとどまるよう命じた。

 トランプ氏は無罪を主張している。