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共同通信
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能登半島地震に伴う大規模火災で焼け落ちた石川県輪島市の「輪島朝市」周辺で5日、建物の公費解体の現地作業が始まった。法務局の職権で、周辺の264棟が「滅失」したとする登記手続きが先月30日に完了。所有者全員の同意がなくても、災害廃棄物として解体可能になっていた。今後、申請があった建物から順次解体される。
総務省消防庁が先月28日に取りまとめた報告書では、焼失面積は約4万9千平方メートル。屋内の電気配線が地震で傷ついてショートするなど、電気に起因した可能性を挙げ、火の粉が舞い上がり「飛び火」して拡大したことも考えられるとした。