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共同通信
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【ホーチミン共同】ベトナム南部ホーチミンで30代の日本人男性が刺殺された事件で、逮捕されたベトナム人容疑者の男が路上で男性を突き飛ばし、刃物のような物で首や胸を複数回刺していたと、目撃者が5日、共同通信の取材に証言した。捜査当局は、男には強い殺意があり、男性側と何らかのトラブルがあった可能性があるとみて事情を聴いている。
この目撃者によると、事件発生時刻は4日午前11時ごろで、男による単独の犯行だった。目撃者は地元捜査当局が5日実施した現場検証にも立ち会って一部始終を説明した。
現場は、最大都市ホーチミンの中心部にある日本の飲食店や日系のホテルが立ち並ぶ日本人街近くの路上。