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共同通信
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【ワシントン共同】11月の米大統領選で返り咲きを狙うトランプ前大統領は6日、激戦州の一つ、西部アリゾナ州の選挙集会で演説し、不倫口止め料を不正に会計処理したとして有罪評決を言い渡されたことについて「不正な裁判だ」と批判した。再び大統領になった場合、司法制度を変更する意向も示した。
東部ニューヨーク州地裁の陪審が5月30日に評決を下して以来、激戦州に入るのは初めて。
トランプ氏は若者中心の保守系団体の会合で、評決について「犯罪ではない。でっち上げだ」と不満を示し「高裁が是正することになる。さもなければ国がもたない」と訴えた。さらに「このシステムを変えなければならない」と述べた。