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共同通信
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11日午前9時55分ごろ、東京都新宿区の東京韓国学校の教室内で、誤って催涙スプレーが噴射されたと東京消防庁に通報があった。同庁によると、40人近くの生徒が目の痛みなどを訴え、30人以上が病院に搬送された。いずれも軽傷。
警視庁牛込署によると、中等部の生徒が休み時間中、友人が護身用として所持していた催涙スプレーを誤って噴射した。
学校の校庭などに救急車やパトカーが十数台止まり、通行人は心配そうに見守った。近くに住む30代女性は「サイレンが近くで鳴り、何かあったのかなと思って見に来た」と不安げに話した。