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共同通信
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真岡鉄道(栃木県真岡市)の男性運転士(53)が4月、アルコール検知器の呼気検査で基準を超える数値が出たにもかかわらず、虚偽の数値を記入し観光列車「SLもおか」を運転していたことが18日、同社への取材で分かった。社内規定に違反したとして運転士と男性運転指令(43)、安全統括管理者の男性事業部長(53)を懲戒処分とする方針。
運転士は4月20日朝、運転指令と検査を実施。2度の検査で同社の基準(0.05ミリグラム)を超す濃度を検知したが、本来実施すべき3度目の検査をせず、0.00ミリグラムと虚偽の数値を記入した。茂木(同県茂木町)―下館(茨城県筑西市)間を往復乗務した。