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共同通信
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環境省と鹿児島県奄美市は、特定外来生物の水草「オオフサモ」について、市内で初めて本格的な駆除作業を実施した。今後は多くの市民に参加を呼びかける方針。
環境省によると、オオフサモは奄美大島の各河川で繁茂が確認され、南部の瀬戸内町にある1河川で完全駆除を達成しているが、他はほとんど手つかず状態だ。
17日に仲勝川で行った人海戦術による作業には約80人が参加。2トントラック7台分を回収した。
環境省は、2月に発表した島での外来種優先駆除リストで、オオフサモを「積極的に防除作業を行い、島内からの排除を目指す種類」のトップに掲げた。