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共同通信
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【ワシントン共同】米国立アレルギー感染症研究所長を務めたアンソニー・ファウチ氏は18日発売の回顧録で、トランプ前大統領が在任中、新型コロナウイルスワクチンの効果が次第に減退するとの説明を聞いて激高したと振り返った。トランプ氏が11月の大統領選で返り咲けば専門家の助言を冷静に聞き入れず、非科学的な政策を進める可能性がありそうだ。
トランプ氏から、国内経済の悪化はファウチ氏の責任だとして怒号を浴びせられたとも明かした。
ファウチ氏は米国のコロナ対策を主導した。対策に消極的なトランプ氏の記者会見に同席してマスク着用の重要性を呼びかけ、多くの国民の信頼を集めた。