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共同通信
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鹿児島県警の野川明輝本部長は21日の記者会見で、国家公務員法(守秘義務)違反の罪で起訴された前県警生活安全部長本田尚志被告(60)の文書データが送られた報道関係者宅を家宅捜索したことについて「報道の自由や取材の自由は理解している」とし、民主主義を脅かすような影響はないとの見解を示した。
県警は4月、曽於署巡査長による捜査資料漏えい事件で福岡市の報道関係者宅を捜索。捜索令状を明確に示し、適切に捜査したと説明している。
新聞労連は今月19日、「民主主義社会では許されない権力の暴走だ」とし、県警と、捜索を許可した裁判官に抗議する声明を発表している。