バス停ふさぐ違法車両を撮影MTA、1000台以上にカメラ搭載へ

 

バス停ふさぐ違法車両を撮影
MTA、1000台以上にカメラ搭載へ

 

MTA Bx36 に自動バスレーン監視カメラが搭載/MTA 公式X(@MTA)からスクリーンショット=6月21日

 

ニューヨーク州都市交通局(MTA)17日、バスの前部に取り付けたカメラにより、バス停をふさぐ車両の写真を撮影し、自動的に違反切符を発行する新たなプログラムを、今週から始めると発表した。1億4千万ドルを投入し、年内に32路線、計1000台以上のバスにカメラを取り付ける予定だ。

MTAはこれまで、600台のバスに搭載されたカメラを使って、14路線のバス専用レーンを違法に塞いだドライバーに自動的に違反切符を切る試験的プログラムを行っていた。このプログラムによって、バス路線のスピードは5%向上したという。今後はこれが拡大され、バス専用レーンにあるバス停だけでなく、すべてのバス停で駐停車や二重駐車をするドライバーに違反切符を切るよう更新される。

今後60日間、バス停での駐停車や二重駐車で捕まったドライバーは警告を受けることになる。初回の違反の罰金は50ドルで、12カ月間に5回以上摘発された場合、250ドルに跳ね上がる。 ニューヨーク州会計監査官によれば、ニューヨーク市のバスのスピードは全米で最も遅いとされる。MTAによると、市内の交通渋滞状況は、パンデミック前のレベルに戻っている。(17日、ゴッサミスト

 

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