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共同通信
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【ニューヨーク共同】週明け24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ユーロで下落し、一時1ユーロ=171円45銭とユーロが導入された1999年以来の最安値圏で取引された。欧州株式市場が上昇し、投資家がリスク回避姿勢を和らげて比較的安全な通貨とされる円を売ってユーロを買う動きが優勢となった。対ユーロでは4月29日にも171円台を付けた。
午後5時現在は1ユーロ=1.0729~39ドル、171円28~38銭。
円は対ドルでは上昇し、午後5時現在は前週末比29銭円高ドル安の1ドル=159円52~62銭。日本政府・日銀による為替介入への警戒感から、ドルを売って円を買う動きが優勢となった。