協賛企業紹介 CBC America LLC

 

未来をカタチにする創造商社
医療や農業の将来をデザイン

CBC America LLC

 

DAILYSUN NEW YORKは、「生活におけるディスアドバンテージの解消」、「ニューヨークでの様々な“出会い”の提供」をミッションとしている。そのミッションに賛同してくださる方々のご協力により、日々の業務を営んでいる。

日本に本社を構え、商社と製造会社の両方を強みに「未来をカタチにする創造商社」を掲げるCBCグループもその一つ。米国法人のCBCアメリカは、高品質な製品とサービスを提供し、アメリカ市場でのプレゼンスを強化している。

そんな同社で、Vice Presidentを務める野澤大地さんに、DAILYSUN弊社との関わりや今後への期待を聞いた。

野澤さん(右)とCBCアメリカのスタッフ
 
日本とニューヨークの架け橋的存在に
DAILYSUN NEW YORKの役割と期待

Q. まず初めに弊紙について伺いたいと思います。DAILYSUNがどのように役立っているかお聞かせください。

DAILYSUNには2022年から協賛していますが、それ以前から読んでいました。忙しい合間にも素早く重要な情報を手に入れることができる便利なメディアだと思っています。スマートフォンで読めるので、移動中やミーティング前のちょっとした隙間時間に、政治や経済、社会、そしてニューヨークのローカルの出来事について最新の情報を入手できるのは助かります。

Q. コミュニティとの関わりについては、いかがでしょうか?

ニューヨークで活躍している日本人の活動について知ることもできるので、それが日本とアメリカの社会がどのように交わっていくのかを考えるきっかけになっています。日本人のアメリカ社会における影響力や役割についての特集があれば、さらに興味深い情報が得られそうです。

Q. 今後のDAILYSUNに期待することは? 

情報の幅広さと深さに期待したいです。日本企業や日本人コミュニティだけでなく、地元のアメリカ人や他国からの移民、彼らが見る日本や日本人についての視点も取り入れてほしいですね。また、ローカルの人々の生活や意見にフォーカスしたコンテンツも魅力的です。例えば、日本人社会とは無縁な人々や、日本人と深く関わっているローカルの方々の視点を通じて、ニューヨークでの日本文化の受容や影響を掘り下げる取り組みがあれば、さらに多様な視点が得られると思います。

Q. ニューヨークの日系コミュニティに対して、どんな役割を果たしてほしいですか? 

たとえば、日本人コミュニティや関心を持つ人々が集まる会合やセミナーの開催があると良いと思います。特にネットワーキングが苦手とされる日本人にとって、そうした場があることは非常に有益です。DAILYSUNがそのようなコミュニティのリーダーシップを取ることで、より深いコネクションと相互理解が促進されると思います。そして、ニューヨークのように人の入れ替わりも速い都市では、日本に帰国した人々も含めて、長期的なつながりを育むメディアであってほしいという期待もあります。日本とニューヨークを結ぶ架け橋として、DAILYSUNが役割を果たしていくことを期待したいです。

セキュリティーや光学、バッテリー、
医薬品の各モダリティ、エコフレンドリーな農業を支援

Q. CBC Americaの事業内容を教えてください

当社は北米において、カリフォルニア州トーランス市、ノースカロライナ州メベン市、ニューヨークオフィス、そしてメキシコシティに拠点を構え事業を行っています。事業は主に、4つの分野に分かれています。セキュリティー・光学、ケミカル(化学品)、ヘルスケア(医薬品・農業)、および倉庫業です。

CBCグループの強みであるグローバルネットワークとスペシャリティを駆使し、米国市場に付加価値を提供すると共に、米国発の最先端技術の発信をしてきております。

Q. それぞれの具体的な内容をお聞かせください

セキュリティー・光学

レンズや監視カメラの製造販売、システム開発をしています。当社のブランドには「computar」と「GANZ」があります。「computar」はレンズのブランド、「GANZ」はセキュリティシステムのブランドです。ガンズのVMS(ビデオマネジメントシステム)は、顔認証や録画、犯罪者の特定、アクセスコントロールなどのセキュリティ機能を提供しています。ロボティクスやマシーンビジョン用途などへ幅広く注力し、今後加速が予測される製造分野の米国回帰トレンドに合致した商品作りと販売展開を積極的に図ってきております。

「computar」
「GANZ」

ケミカル

自動車に関わる原材料の取り扱い、特にEVには欠かせないバッテリー関連商材や光学・電子材料、食品・飲料包装資材に注力しており、ビジネスは拡大しております。

医薬品

グループ会社であるイタリアのProcos社を軸に低分子の医薬品原薬・中間体の受託製造、また自社開発原薬の販売を進めております。また、世界で拡大しているバイオ医薬品市場に対して、抗体医薬、細胞・遺伝子治療薬、細胞培養や無菌製剤への原料・受託サポートを行い、モダリティ化に対応しております。

アグリカルチャー

アグリ事業においては環境負荷が少ないフェロモン製剤のDistribution、また、欧州で製造しているバイオ農薬や天敵の米国市場への拡販にも着手しております。

トマトの茎に設置したフェロモン剤

倉庫業

ノースカロライナ州メベン市にある広大な倉庫でThird Party Logistics(3PL)ビジネスの運営をしています。

Q. 私たちの生活にどんな影響を与えますか?

アメリカのアグリカルチャーでは、無農薬への関心が高まって来ているので、時間は掛かるものの将来的には化学農薬からエコフレンドリーなバイオ農薬や天敵に取って代わると予測しています。それにより、より安全性の高い食品が提供できるようになると思います。レンズやカメラは非常に高性能なものとなっており、高性能レンズは自動運転やFactory Automationへの適用が可能となり、人手不足の解消やコスト削減、また人的事故を未然に防ぐことや自己解決にも役立ってくると思われます。

CBC America LLC

www.cbcamerica.com