世界遺産カリフォルニア湾と太平洋が出合う極上のネイチャーリゾート「ロスカボス」

 

世界遺産カリフォルニア湾と
太平洋が出合う

極上のネイチャーリゾート
「ロスカボス」

 

エル・アルコ

基本情報
国と位置情報:メキシコ北西に位置するバハ・カリフォルニア半島の最南端
最寄りの空港:ロスカボス国際空港(SJD)
NYからの行き方:飛行機でおよそ6時間
現地交通機関:電車はなく、陸路での移動
通貨:メキシコペソ(ほとんどの場所でUSドルも使用可能)
気候:年間350日以上晴れ
言語:スペイン語(ほとんどの場所で英語も通じる)

■ロスカボス観光局ホームページ
 https://www.visitloscabos.travel/discover-los-cabos-for-japan/

■ロスカボス観光局日本支局インスタグラム
 https://www.instagram.com/visitloscabos_jp/

 

世界遺産カリフォルニア湾(別名コルテス海)と太平洋、そして砂漠に囲まれた至高のメキシカンラグジュアリーリゾートとして名高い「ロスカボス」が、その公式観光振興団体であるロスカボス観光局日本支局を昨年11月にアジアで初めて開設し、日本で注目を集めている。

ロスカボスはアメリカ西海岸の南に位置し、メキシコ北西部に細長く伸びるバハ・カリフォルニア半島の最南端にある。ロスカボスが面すカリフォルニア湾にはアシカやクジラといった全世界の海洋哺乳類の約4割にあたる種が生息していることから、ロスカボスは原始の自然が息づく野生生物の宝庫としても親しまれ、アメリカ旅行業界誌最大手「トラベル・ウィークリー」では昨年末、業界関係者によってメキシコのBestデスティネーションにロスカボスが選出。いま最も注目したい旅行先だ。メキシコの大学機関による体感治安の調査によれば、メキシコ国内で治安が最良と評価されていることもあり、休暇でロスカボスに訪れるファミリーも多く見受けられる。ロスカボスは北回帰線上に位置することから、1年ほぼ毎日晴れという気候と、アメリカのほとんどの主要都市から飛行機で3時間以内というアクセスの良さも魅力だ。

世界遺産カリフォルニア湾のビーチ

ロスカボスは英語でThe Capesを意味し、名前にCaboもしくはCapeが入った複数の街やエリアから構成されている。その中で、ディズニークルーズを筆頭に著名クルーズの寄港地としても人気の「カボ・サンルーカス」、そして、スペイン統治時代の佇まいが感じられる「サンホセ・デル・カボ」は、ロスカボス観光の際に必ず訪れたい主要な街だ。

バハ・カリフォルニア半島の先端に奇跡のように佇むロスカボスを象徴する奇岩エル・アルコのアーチ状の景観は、世界遺産カリフォルニア湾と太平洋がこの場所で出合うことから、その異なる2つの潮流による浸食で生まれたとされ、まさに自然が作り上げた美しい彫刻のようだ。そんなロスカボスのシンボルであるエル・アルコを街の南端に抱く「カボ・サンルーカス」は、ホエールウォッチングのツアーなどが出港するマリーナを中心にショッピングモールやレストランなどが集まり、一年中賑やか。マリーナでは野生のアシカに遭遇する機会にも多く恵まれ、非日常に満ちた休日を満喫できる。

野生のアシカ

「サンホセ・デル・カボ」を訪れると、メキシコらしいコロニアル調のカラフルな街並みに心が弾む。1730年に建造された教会をランドマークに、メキシコ各地の民芸品を取り扱うセレクトショップやミシュランガイドに掲載されたお洒落なカフェ、醸造タンクが見える地ビールのブリューパブなどが軒を連ね、街歩きにピッタリだ。街の中心部にあるアート地区はメキシコ国内で最大規模とも言われ、ギャラリー巡りも楽しい。なお、ロスカボス国際空港の3レターコードSJDもこの街の名前が由来で、ロスカボス国際空港から車で20分の距離に位置する。

サンホセ・デル・カボの街並み

 

世界遺産の海で楽しむ
ロスカボスのマリンアクティビティ

ロスカボスの海域に現れるモブラの大群

世界遺産カリフォルニア湾(別名コルテス海)と太平洋に面すロスカボスには、国際環境教育基金(FEE)が実施する世界で最も歴史ある海の国際環境認証「ブルーフラッグ」を獲得しているビーチが北米最多の25箇所にわたって点在している。中でも人気は、メダノビーチやサンタマリアビーチ、チレノビーチ、そしてパルミージャビーチ。世界遺産の海で泳ぐことが出来る夢のビーチだ。

カリフォルニア湾には、アシカやクジラといった全世界の海洋哺乳類の約4割にあたる種に加え、約900種もの魚と4,500種を超えるイカやエビなどの海洋無脊椎動物が生息している。そのため、海洋生態系の豊かさでロスカボスは世界に類を見ない地域であり、フランスの海洋学者ジャック・クストーが「世界の水族館」と喩えたほどだ。特にロスカボス周辺海域は世界有数のクジラ鑑賞率を誇ることから、毎年12月から4月には地球上最大の哺乳類に会うべく、世界から多くの観光客が訪れる。

1年350日以上晴天に恵まれるロスカボスでは、天気を気にせずシュノーケリング、カヤック、パドリングといった様々なマリンアクティビティを楽しむことができるのも大きな魅力だ。ダイビングにおいては、ロスカボスのダイビングポイントは湾内に5カ所あり、いずれもマリーナから船で5分程度と大変近い。かつ、地形が水深5mから1000mの海底峡谷へとドロップオフするため、大物に遭遇できるダイバー憧れの地としても愛されている。

ホテルMontage Los Cabosのサンライズカヤック・アクティビティ

ロスカボスは観光振興を推し進めるにあたり、サステナビリティに焦点を当て、自然環境の保全や自然との調和にも積極的に取り組んでいる。例えば、8~12月にかけてロスカボスではウミガメの孵化の支援を必要に応じて行い、その観察機会が宿泊客にもホテルによって設けられている。これは、地球に現存する7種のウミガメのうち5種がロスカボス周辺海域を泳いでおり、その存続に大きな責任を負うことを認識しているためだ。

ウミガメなどの海洋生物を観察する以外にも、宿泊客を対象としたシュノーケリングやサンライズカヤックといった無料アクティビティを用意しているホテルも多々あるため、是非ホテル選びの参考にしたい。

 

セレブ御用達のロスカボスは
ガストロノミーシーンも大注目!

ロスカボスのシンボル「エル・アルコ」の眺望を望むレストラン

メキシコ料理はフランス料理、地中海料理と共にユネスコ無形文化遺産に初めて登録された食文化であり、メキシコ観光の大きな魅力のひとつが美食だ。2024年5月に公開されたミシュランガイド初のメキシコ版では、掲載レストラン全157軒中のうち18軒がロスカボスから選ばれ、美食の分野においてもロスカボスはその存在感を示している。世界中からセレブやスターシェフが集まるため、食のトレンドにも敏感で、常に最先端のガストロノミーシーンを体感できるのだ。

マストで味わいたいのは、トトアバと呼ばれる地魚。ロスカボスは日本と同様に2つの異なる潮流が出合う潮目にあたる立地から、豊穣なる海の幸に恵まれており、地元漁師から毎朝仕入れる新鮮な魚介の旨味を世界遺産のオーシャンフロント・ダイニングで絶景ごと堪能したい。

ロスカボスの魅力は多岐にわたり、日本の雑誌でも昨今ロスカボスに関する記事が増えている。それらの情報はロスカボス観光局日本支局インスタグラムで紹介されているため、最新情報はそちらをチェック是非チェック!
https://www.instagram.com/visitloscabos_jp/

ロスカボスへのご旅行のお問い合わせはアムネットバケーションデスクへ。
vacation@amnet-usa.com