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共同通信
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【北京共同】河野洋平元衆院議長を団長とする日本国際貿易促進協会の代表団は1日、北京を訪問し、中国の何立峰副首相と会談した。同行筋によると、何氏は江蘇省蘇州で日本人母子が切り付けられた事件について「中日の貿易協力関係への影響があってはならない」と述べた。河野氏は動機の解明を求めた。
中国で相次ぐスパイ容疑での邦人拘束や昨年8月の東京電力福島第1原発処理水の海洋放出を巡り日中両国の主張が平行線をたどる中、両氏は関係安定化に向け協議した。
協会は友好促進や経済関係強化を目的に活動する日中友好7団体の一つ。代表団は日本企業の役員らを中心に約90人で、橋本岳衆院議員も名を連ねた。