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共同通信
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【ワシントン共同】ブルームバーグ通信は3日、米民主党の下院議員数十人がバイデン大統領(81)に11月の大統領選からの撤退を求める書簡を出すことを検討していると報じた。バイデン氏は6月27日に開かれた共和党のトランプ前大統領(78)との第1回討論会で精彩を欠き、高齢不安が再燃。陣営は選挙戦を続ける意向で、高まる撤退論に抵抗する構えだ。
ブルームバーグによると、書簡は民主党地盤の選挙区で再選の可能性が高い複数の議員が案を配布した。バイデン氏を候補にするのは、11月5日の大統領選と同時実施の連邦議会選に悪影響を及ぼすと懸念している。
ニューヨーク・タイムズ紙によるとバイデン氏は、大統領職を務められると国民を納得させられなければ、選挙戦を継続できない可能性を理解していると周辺に話した。5日に予定するABCテレビとのインタビューや、激戦州での集会を成功させなければならないとの認識を示した。ホワイトハウスの報道官は同紙の報道を「完全に誤りだ」と否定した。