Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】3日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小幅反落し、前日比23.85ドル安の3万9308.00ドルで取引を終えた。米景気の先行きを懸念した売り注文が優勢となった。
米サプライ管理協会が発表した6月の非製造業景況調査で総合景況指数が市場予想を下回り、景気低迷で企業業績が悪化することが懸念された。一方、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ開始を期待した買いも入り、下値は限られた。この日は午後1時までの短縮取引で市場参加者が少なかった。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、159.54ポイント高の1万8188.30。