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共同通信
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【ワシントン共同】米大統領選の討論会で精彩を欠き、撤退圧力が強まる民主党のバイデン大統領は4日放送のラジオ番組で「公約を守った大統領として再選を目指すことを誇りに思う」と述べ、選挙戦継続に改めて意欲を示した。共和党のトランプ前大統領の陣営はバイデン氏が撤退した場合に備え、後継候補と目されるハリス副大統領への攻勢を強めている。
バイデン氏は激戦州、中西部ウィスコンシンのラジオ局の番組で、6月27日の討論会に関し「大失敗だったが、あの90分で3年半やってきたことは帳消しにならない」と強調。大統領職について「世界で最も権力がある。英知と品格を備えた人物が必要だ」と語った。
トランプ氏は3日、ソーシャルメディアでバイデン氏が撤退すると予想し、代わりにハリス氏が民主党候補になるとの見方を示して「彼女は駄目だ。哀れなやつだ」とけなした。トランプ陣営の報道担当者はロイター通信に「ハリスは無能だ。史上最悪の副大統領だ」と語った。
ハリス氏の支持率はバイデン氏と並んで低い。