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共同通信
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れいわ新選組は7日に投開票される東京都知事選を静観する一方、地方行脚に力点を置いている。山本太郎代表は前回2020年都知事選で約65万票を獲得して一定の存在感を示したものの、今回は次期衆院選に照準を合わせ、地方での支持掘り起こしを優先しているためだ。
山本氏は6月20日の都知事選告示後、北海道、青森、秋田両県を遊説した。7月3日の秋田県能代市の集会では「今や国民総貧困の状態だ。一緒にひっくり返して面白い社会をつくろう」と呼びかけた。月内には山形、茨城、栃木各県も訪れる予定だ。
れいわは次期衆院選で10議席以上の獲得を視野に入れ、比例票獲得を軸に小選挙区での擁立作業を進める構えだ。