Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は3日、大統領選討論会で精彩を欠いた民主党のバイデン大統領(81)が、党内で噴出する撤退論の払拭に向け、この数日間が鍵を握るとの認識を周辺に伝えたと報じた。大統領職を全うできると国民を納得させられなければ、選挙戦を続けられなくなるかもしれないと話したという。
ジャンピエール大統領報道官は3日の記者会見で、撤退検討を否定し「大統領は選挙戦にとどまる」と述べ、火消しに走った。バイデン氏は同日、民主党の議会指導部と今後の戦略を協議したほか、ホワイトハウスで20人以上の民主党の州知事らと会合を開いた。