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共同通信
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電動アシスト自転車や充電式の掃除機で使用するリチウムイオン電池の「非純正バッテリー」を使用中、発火するなどの事故が2014年からの10年間で235件あったとして、製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけている。
NITEでは機器本体のメーカーが設計や品質管理に一切関与していない物を非純正バッテリーと定義。235件のほとんどが火災につながり、周囲の製品や建物まで焼損させた。噴出した炎で軽傷を負うなどの人的被害は13件あり、建物が全焼した例もあった。
NITEは「純正品に比べて極端に安くないか、製品説明の日本語がおかしくないかなどに注意してほしい」としている。