ロマンス詐欺で2億円被害、鳥取

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共同通信
鳥取県警本部

 鳥取県警は10日、同県の男性がインターネット上の友人募集サイトで知り合った女性に暗号資産(仮想通貨)投資を持ちかけられ、約1億9600万円をだまし取られたと発表した。県警は恋愛感情を抱かせ金銭を詐取する「ロマンス詐欺」とみて捜査している。

 県警によると、4月にサイト上で知り合い、LINEでやりとりを開始。「愛を感じることができる」などと言われ、仮想通貨への投資を勧められた。海外の証券会社社員や金融アナリストを名乗る人物の指示で、6月下旬までに投資金などを複数の口座に振り込んだ。

 男性は追加の保証金として約1億4400万円を請求され、不審に思い金融庁に相談して被害が発覚した。