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共同通信
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夏の行楽シーズンを前に、愛知県警は9日、同県常滑市のボートレース場(競艇場)を海に見立て、水難事故の救助訓練を行った。管内に海岸や河川がある常滑署や中部空港署など5署で災害警備特別部隊に選抜されている署員ら65人が参加し、救助技術の向上に取り組んだ。
同部隊は本部機動隊が出動できない時などに派遣され、人命救助を担う。経験の浅い署員が多いため、安全も配慮し波のない競艇場で実施した。
訓練は溺れた海水浴客の救助などを想定。どういった身近な物が救助に使えるかを理解するため、署員はポリタンクやペットボトル、口を縛り膨らませたポリ袋などにつかまり、浮かべるかを体験した。