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共同通信
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大石賢吾長崎県知事の後援会の政治資金収支報告書を巡り、大石氏が後援会に2千万円を貸し付けたとの記載は実態と異なる疑いがあるとの報道があり、大石氏は9日、記者会見し「現時点で精査を進めている」と述べた。事実かどうかについては明言を避けた。
2022年2月20日投開票の知事選に関する大石氏の選挙運動費用収支報告書によると、大石氏は同年1月に自己資金2千万円を選挙用に拠出。一方、大石氏の資金管理団体「大石けんご後援会」の収支報告書には、同時期に大石氏からの「借入金」として2千万円が計上されていた。
しかし、報道によると、実際にはこの「借入金」は後援会口座に入金された形跡はなかったという。