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共同通信
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【ワシントン共同】岸田文雄首相は10日午後(日本時間11日午前)、米ワシントンで韓国の尹錫悦大統領と会談した。北朝鮮の核・ミサイル開発に対し、日米韓3カ国が連携する重要性を確認。来年の日韓国交正常化60周年に向け、両国関係のさらなる飛躍を図ることを申し合わせた。欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障関係は不可分だとして北大西洋条約機構(NATO)との協力を深める方針でも一致した。
会談は5月にソウルで実施して以来。首相は、北朝鮮とロシアの軍事協力強化を巡り「地域の安全保障に与える影響の観点から深刻に憂慮すべきだ」と指摘。日韓関係について「首脳が堅固な信頼関係や戦略的な問題意識を共有し、緊密に議論、連携を図ることは大変意義深い」と述べた。
尹氏は、北朝鮮とロシアの包括的戦略パートナーシップ条約署名に伴う軍事・経済協力強化に関し「東アジアはもちろん、国際的な安全保障に深刻な懸念を引き起こしている」と指摘した。
首相は、スウェーデンのクリステション首相とも会談した。