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共同通信
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【ワシントン共同】米主要メディアは15日、トランプ前米大統領が私邸に機密文書を持ち出したとして起訴された事件で、南部フロリダ州の連邦地裁判事が、担当検事の任命に問題があるとの弁護側の申し立てを認め、起訴を棄却したと報じた。大統領選で返り咲きを目指すトランプ氏に追い風となった。
判断したのはトランプ政権時に指名されたキャノン判事。
トランプ氏は国家防衛に関する文書を保持する権限がないのにフロリダ州の私邸マールアラーゴで保持し、退任後の2021年に2回にわたり、米軍の作戦に関する文書や地図を機密と知りながら閲覧権限のない外部の関係者に見せたとして起訴された。