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共同通信
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【ミルウォーキー共同】全米から集まった参加者は口々にトランプ前大統領の名前を叫び、自分たちの大統領候補決定に熱狂した。ウィスコンシン州ミルウォーキーで15日開幕した共和党大会。党シンボルカラーの赤いプラカードが会場を彩り、お祭りムードに。暗殺未遂事件で負傷した右耳を白いガーゼのようなもので覆ったトランプ氏が会場に姿を見せると盛り上がりは最高潮に達した。
「米国を再び偉大に」のスローガンが会場の至る所に掲示され、指名投票手続きでトランプ氏の名前が出るたびに大歓声が挙がった。
会場入りしたトランプ氏が笑顔で力強く拳を突き上げると「USA」コールが起きた。テネシー州から来たウェイン・ホルコムさん(65)はトランプ氏が命に別条はなかったことに「神に守られ、天使が肩に乗っている。なるべくして大統領になる」と話した。
副大統領候補に選ばれたバンス上院議員は妻と会場入り。ニューヨーク州のピーター・ギウンタさん(30)は「新しい世代が出てくるのはいいことだ」と39歳のバンス氏に期待を寄せた。