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ニューヨーク市のアダムズ市長は17日の記者会見で、市の地下鉄システムに、人工知能(AI)を搭載した銃検知スキャナーを数日以内に数カ所で導入する予定であることを明らかにした。ただ、設場所や装置の提供会社については、明言しなかった。
アダムズ市長とニューヨーク市警(NYPD)は過去2年間、地下鉄の駅に検知器を設置することを検討していると述べてきた。同様の技術は、ヤンキー・スタジアムやシティ・フィールドのような会場でも使用されている。NYPDは今年初め、エボルブ社のスキャナーを地下鉄の駅でテストした。このスキャナーは、立ち止まったり列に並んだりしなくても、銃器に似た金属物を持っている乗客を見つけ出すものだ。アダムズ市長によると、NYPDは同様の技術を提供する他の企業も調査しているという。
法律扶助協会のダイアン・アカーマン弁護士は「このスキャナーは、既に過重な負担を強いられているシステムに混雑と遅延をもたらし、大きな不便をもたらすだろう。さらに悪いことに、プライバシーの不当な侵害であり、人々の命、特に有色人種が大半を占める我々のクライアントの命を危険にさらすものだ」と批判した。(17日、ゴッサミスト)
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