大統領警護隊、警備強化を拒否

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共同通信
トランプ前米大統領=20日(AP=共同)

 【ワシントン共同】21日付の米紙ワシントン・ポストは、大統領警護隊(シークレットサービス)が過去2年間、トランプ前大統領側から何度も警備強化の要請を受けたものの、人員不足などを理由に拒否していたと報じた。関係者の話としている。トランプ氏の暗殺未遂事件を未然に防げなかったことへの批判が一層高まりそうだ。

 警護隊は事件直後、警備強化の要請を拒否した経緯を否定していたが、報道を受けて一転して認めた。

 ワシントン・ポストによると、トランプ氏側は屋外での大規模集会などの際、追加の警護隊員や狙撃手の配置を依頼。警護隊は人員不足などを理由に拒否していた。