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共同通信
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【モスクワ共同】ルカシェンコ大統領の強権統治が続くベラルーシで22日、活動が禁止されている野党「統一市民党」党首が釈放された。AP通信が報じた。ルカシェンコ氏は7月上旬に政治犯の恩赦を発表し、これまでに19人が釈放されたという。20日に大統領在職30年を迎えたルカシェンコ氏は来年の大統領選を前に、欧米との関係改善を模索する狙いがあるとの見方も出ている。
釈放されたのはミカライ・カズロウ党首。ベラルーシの人権団体「ビャスナ(春)」によると、2022年7月に拘束され、公共の秩序を乱したとして2年半の有罪判決を受け23年2月から服役していた。