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共同通信
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【蘇州共同】中国江蘇省蘇州市の路上で、日本人学校のスクールバスを待っていた日本人母子が刃物で切り付けられた事件から24日で1カ月。「通常の生活に戻りつつある」(現地駐在員)との声がある一方、一部では家族を帰国させる駐在員も。スクールバスの停留所や市内の日本料理店街では昼夜とも多数の警備員が警戒を続けている。
蘇州には日系企業の工場などが多数進出。同様の事件が再発すれば、投資の停滞など地元経済にも響くため、蘇州市政府は治安確保に懸命だ。
事件現場の停留所では、市当局が配置した警備員3~4人が常時警戒に当たる。