水俣病団体、協議の継続を要望

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共同通信
環境省幹部と面会する「水俣病患者連合」の松崎重光さん(右から2人目)=24日午前、環境省

 5月の水俣病被害者団体と伊藤信太郎環境相との懇談で、環境省側に発言を遮られた松崎重光さん(82)ら「水俣病患者連合」のメンバーが24日、環境省を訪れ、対策の前進を要望するため、水俣病対策を担当する前田光哉環境保健部長と面会した。松崎さんは、10、11日に団体と伊藤氏が再懇談した際のやりとりは「満足いくものではなかった」とし、協議の継続を求めた。

 面会の冒頭、松崎さんは「痛み出したら止まらないのが水俣病。援助いただければ幸いだ」と支援を求めた。前田氏は「今後もさまざまな機会に会って信頼関係ができればと思う」と述べた。