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共同通信
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【ナイロビ共同】国連人道問題調整室(OCHA)は25日、エチオピア南部ゴファで21~22日に起きた大雨の影響とみられる地滑りに住民らが巻き込まれ、死者が計500人に達する可能性があると明らかにした。地元当局の情報としている。現場では捜索活動が続き、これまでに257人の死亡が確認された。
OCHAなどによると、現場は険しい地形で重機の投入が難しく、手作業での捜索を余儀なくされている。救出された負傷者12人が病院に運ばれた。現場周辺では25日も降雨が続き、新たな地滑りが起きる恐れから約1万5千人が避難を迫られているという。
現場では最初の地滑りの後、救助活動中に新たな地滑りが発生した。