基本的知識、ガバナンス「欠如」

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共同通信
自見英子氏

 紅こうじサプリメントによる健康被害問題に関し、自見英子消費者担当相は26日の閣議後記者会見で、小林製薬が23日に公表した外部識者による報告書について「食品の製造を行う企業として、食の安全と安心の確保といった基本的な知識、意識、ガバナンス、いずれも欠如していたと言わざるを得ない」と述べた。

 また報告書で、今年3月21日、小林製薬が初めて消費者庁に健康被害報告を行いたいと電話をした際の対応として、「消費者庁と日程調整して面談は翌22日に設定された」とした内容は事実と違うと指摘した。