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共同通信
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東海道新幹線の豊橋―三河安城間で22日に保守用車同士が衝突、いずれも脱線した事故を受け、JR東海が、追突した砂利運搬車両の運用を当面停止すると決めたことが27日、同社への取材で分かった。事故後、同社では新幹線の保守用車の一斉点検を実施している。
同社によると砂利運搬車両は5編成あり、事故原因が特定されるまでは使用を取りやめる。
事故は22日午前3時40分ごろ、愛知県蒲郡市で発生した。線路に敷くバラストと呼ばれる砂利の運搬車両が、停止していたバラストを突き固める車両に追突しいずれも脱線。作業員計4人が負傷した。車両から油が漏れたほか、線路設備の損傷があり枕木20本を交換した。