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共同通信
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沖縄県の玉城デニー知事は29日、来日中の中国福建省トップ、周祖翼省共産党委員会書記と県庁で会談した。沖縄県と福建省は友好都市提携を結んでおり、人的交流を活性化させ、関係強化の取り組みを進める方針を確認した。
会談で周氏は、福建と沖縄は歴史的な共通点が多いと指摘した上で「経済面のみならず、教育や文化、観光面での交流をさらに深めたい」と呼びかけた。玉城氏は「福建と沖縄の交流が日中間の平和と安定に貢献できるよう、精力的に取り組みたい」と応じた。
在任中の党委書記による沖縄訪問は異例。周氏らは28日に沖縄に入り、県主催の歓迎式典や、福建と沖縄の人的交流を促進するイベントに参加した。