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共同通信
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【ワシントン共同】11月の米大統領選で民主党候補指名を確実にしたハリス副大統領(59)が、副大統領候補選びを本格化させている。ワシントン・ポスト紙は27日、10人前後の名前が上がるが、うち3人が有力と報じた。いずれも白人男性で大統領選を左右する激戦州の知事、上院議員だ。共和党候補のトランプ前大統領(78)打倒に向け、慎重に人選を進める。
副大統領候補は民主党内の手続き上、8月7日までには確定させる必要がある。21日にバイデン大統領(81)が撤退し、ハリス氏が立候補してから2週間余りでの「短期間の選択」となる。非白人や女性からの支持に強みがあるハリス氏を補完する役割が期待される。
同紙は「選考は初期段階」とした上で、有力候補に東部ペンシルベニア州のシャピロ知事(51)、南部アリゾナ州選出のケリー上院議員(60)、南部ノースカロライナ州のクーパー知事(67)の3人の名前を挙げた。