上半期の刑法犯、2年連続増

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共同通信
警察庁=東京・霞が関

 今年上半期(1~6月)に全国の警察が認知した刑法犯の認知件数は、前年同期より1万7550件増えた35万350件だったことが30日、警察庁のまとめ(暫定値)で分かった。2年連続で増えており、新型コロナウイルス禍前の2019年上半期の36万3654件に近づいている。

 また、警察庁によると、詐欺の認知件数は2万7195件で、前年同期比で5905件増加。19年上半期の1万6234件と比べると、67.5%増だった。交流サイト(SNS)上で著名人などをかたって投資に勧誘する手口の詐欺被害が23年以降急増したことが、件数を押し上げた要因とみられている。