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ニューヨーク市教育局によるサマースクールプログラム「サマー・ライジング」の参加率が低迷している。登録した児童・生徒11万人のうち、連日参加する子どもはごく一部に限られており、運営側に対する不満や批判が高まっている。
低学年の子どもたちの出席率は悪くない一方、高学年の子どもたちの出席率は良くない。中には、落第した授業の補習を受けなければならない子どもたちもいるという。教育関係者によれば、学業が遅れているためにサマー・ライジングへの参加を余儀なくされた児童・生徒は、特別な援助を必要としない子どもたちと一緒に勉強することもあったとされる。クイーンズ区にある中学校の教師によると、サマー・ライジングのコースに毎日参加する生徒は、16人中せいぜい4人だという。
教育局は、今夏の出席率は昨年と「同等」だと釈明しているものの、具体的な数字は示していない。また、通常時よりも多くの教師を雇っているが、出席率の低下を理由に、教師が解雇されることはないと強調する。サマー・ライジングは2021年、デ・ブラシオ前市長時代に、パンデミックで学校に行けなくなった子どもたちの学業を救済するために始まった。(28日、ニューヨークポスト)
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