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共同通信
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日本製鉄の森高弘副会長は1日の決算会見で、米鉄鋼大手USスチール買収に関して「全米鉄鋼労働組合(USW)との関係(改善)も時間の問題だ」との見解を示した。USWは買収への反対姿勢を崩していないが「従業員などステークホルダーに買収の意図を伝えると、知れば知るほどポジティブな反応になる」と手応えを語った。
トランプ前米政権で国務長官を務めたポンペオ氏を、買収のアドバイザーに起用した理由について「米国経済にとって良いディールであると思ってくれている」と説明した。
日鉄は年内に買収を完了させたい考え。米国以外の全ての規制当局から承認を取得しており、米国内での審査も進んでいるという。