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共同通信
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広島市の平和記念公園内にある国立広島原爆死没者追悼平和祈念館で1日から、旧陸軍船舶司令部(通称「暁部隊」)少年兵の共同特別展が開催中だ。8月中の混雑が予想される同公園内の原爆資料館から、関連する所蔵品を移して展示。少年兵が見た被爆直後の広島市内の様子を、絵や写真、遺品などで伝える。
原爆投下直後に指令を受けて救護へ向かい、市民の救助や遺体の火葬にあたった。爆弾に代わり、船には負傷者や遺体を乗せた。展示中の水筒は少年兵の所持品。水をほしがった被爆者たちは、飲ませたそばから次々と亡くなった。
開催は31日まで。入場無料。