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共同通信
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陸上自衛隊と米海兵隊の離島防衛を想定した大規模実動訓練「レゾリュート・ドラゴン」を巡り、日米双方の幹部が4日、訓練地の一つ、日本最西端の沖縄県・与那国島で記者会見を開いた。西部方面総監の荒井正芳陸将は「安全保障環境が厳しさを増す中、島しょ部での連携は極めて重要だ。抑止力、対処力をいっそう強化できる」と強調した。
在日米海兵隊を統括する第3海兵遠征軍のロジャー・ターナー司令官は、中国が尖閣諸島など南西地域で領有権の主張を活発化させていることなどに触れ「日米両国は侵略を抑止し、備えを確保するための体制を強化している」と述べた。