「命あるうちに会わせて」

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共同通信
JR池袋駅の電子看板に流れる、拉致問題の早期解決を願う広告=5日午後、東京都豊島区

 北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=の母早紀江さん(88)の近所の住民でつくる支援団体「あさがおの会」は5日、首都圏のJR4駅に拉致問題の早期解決を願う広告を出した。「命あるうちにめぐみに会わせて」とのメッセージや家族の写真をデジタルサイネージ(電子看板)に流す。9月1日まで。

 広告を出したのは東京、新宿、池袋、横浜の4駅。6分ごとに流れる15秒間の映像で、めぐみさんが小学生だった1972年ごろに早紀江さんが撮影した家族写真が表示された後に、「命あるうちにめぐみに会わせてください」とのメッセージを添えた早紀江さんの写真が映し出される。